【立体音響(3Dオーディオ)のDolby Atmosで楽しむ!Netflix配信動画『イカゲーム(오징어 게임)』を紹介】

 Netflixの配信ドラマ『イカゲーム(오징어 게임)』を視聴しましたので、作品情報やあらすじ、そして、個人的な見解にはなりますが感想を書かせていただきます。なお、当記事はNetflixで配信されているDolby Atmos対応作品を、これから視聴される方に向けたレビューになります。そのため、作品内容の考察などは一切行わず、ネタバレなしの作品紹介としています。

作品情報

 本作品は、Netflixオリジナルドラマであり、Netflixとサイレンピクチャーズが共同開発しています。演出・脚本は、『怪しい彼女』や『トガニ 幼き瞳の告発』などで知られる韓国の映画監督であるファン・ドンヒョクが関わっています。

  • 日本公開年月日2021年9月
  • 製作国:韓国
  • 視聴時間:全9話(各話50~60分程度)※第8話は、32分
  • 原作:なし(Netflixオリジナルドラマ
  • 制作会社:サイレンピクチャーズ
  • 演出・脚本:ファン・ドンヒョク

メインキャスト

이정재イ・ジョンジェ

ソン・ギフン(456番)役

多額の借金を抱えているギャンブル中毒者。離婚して母親と二人暮らしをしている。

박해수(パク・ヘス)

チョ・サンウ(218番)役

ソウル大学を首席で入学した優等生で、卒業後証券会社に勤めている。先物取引に失敗して多額の借金があり、横領容疑で警察にも追われている。

위하준(ウィ・ハジュン

ジュノ役

失踪した兄の手がかりを追って、ゲームに潜入する警察官

정호연(チョン・ホヨン

カン・セビョク(067番)役

スリで生計を立てている脱北者で、母親を北朝鮮から呼び寄せるために、大金を必要としている。

허성태(ホ・ソンテ)

チャン・ドクス(101番)役

フィリピンのカジノで大負けしたヤクザ、組織のボスのお金を使い込んでいる。

오영수(オ・ヨンス)

イルナム(001番)役

参加者の中で最も高齢で、脳腫瘍を患っているホームレスの老人

トリバティ・アヌファム

アリ(199番)役

パキスタンから出稼ぎに来ている外国人労働者、とても礼儀正しい青年

冒頭あらすじ

 主人公のソン・ギフンは、飲食などの事業に失敗して多額の借金を抱えており、母親と二人で貧しい生活を送っているにもかかわらず、母親のカードからお金を引き出して競馬に突っ込むほどのギャンブル中毒者であった。ある日、地下鉄のホームで謎の男性から勝てば大金が入るというゲームの招待状を受け取る。

 ギフンには、離婚した妻との間に一人娘がおり、経済力があれば娘を引き取ることができると考え、思いきってゲームへの参加を決意する。そして、招待状に書いてあった電話番号へ連絡し、迎えの車に乗り込むものの催眠ガスで意識を失い、目が覚めたときにはとある広間のベッドの上であった。

 その広間には、ギフンと同じように多額の借金を抱えた456人が集められており、その中にはソウル大学を首席で入学した幼馴染のチョ・サンウの姿もあった。幼馴染との再会を喜ぶ間もなくゲーム主催者からの説明が始まり、参加者全員が自らの命を懸けたデスゲームに身を投じるのであった。

感想

ストーリー

  韓国の子供たちが遊んでいた『イカゲーム』をアレンジしたデスゲームが繰り広げられるのですが、最初のゲームは日本でいうところの『だるまさんが転んだ』となっています。個人的には、第一話だからゆっくりとした展開でストーリー的に大きな動きはないと勝手に思っていましたが、いい意味で期待を裏切られます。日本人には、『イカゲーム』という名前すら聞いたことがないって人が多いと思いますので、次はどんな内容のゲームになるのだろうかとドキドキしながら作品を楽しむことができます。

演出

 第一話を見ればおわかりになると思いますが、ゲームのセットが圧倒的なスケールで製作されており、リアリティ溢れるステージでデスゲームが繰り広げられます。また、最初のゲームでは命を懸けたゲームとは知らない参加者達が、たくさん倒れていくことになり、参加者達が逃げ惑うシーンは、衝撃的です。なお、話が進むと結構グロテスクなシーンが出てくるので、苦手な方は少し抵抗があるかもしれません。そして、デスゲームだけでなく参加者達の様々な人間模様も描かれており、そちらも見応えのある内容となっています。

音楽(音響)

 本作品は、 Dolby Atmos対応作品となっていますが、音響の方はあまり作り込まれてない印象を受けました。ドキドキ・ハラハラとするシーンが多いのでもう少し音響に力を入れてくれたら、緊張感が増して楽しめたかなって感じでしたね。セットの方にお金をかけているため、そこまで音にこだわらなかったようなので、続編があるのならそのあたりにも期待したいところです。それでも、 Dolby Atmosで視聴したほうがより映画に没入できますので、AVアンプによる5.1.2chや7.1.2ch構成、PCやタブレットによるヘッドホン視聴でお楽しみください。

総合評価

 個人的には第一話から話のテンポが早く、衝撃的な展開だったため一気に最後まで見たくなるような作品でした。雰囲気的にアニメの『カイジ』を彷彿させるような設定でしたが、個性豊かな登場人物や衝撃的なデスゲームにより、マンネリ化しない内容となっています。少し残酷なシーンもあって目を覆いたくなるような場面もありましたが、それでも話の続きを早く見みたくなるような緊張感が味わえる作品でした。