【5.1chサラウンドで楽しむ!Netflix配信動画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を紹介】

 Netflixの配信映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を視聴しましたので、作品情報やあらすじ、そして、個人的な見解にはなりますが感想を書かせていただきます。なお、当記事はNetflixで配信されている5.1ch(サラウンド)対応作品を、これから視聴される方に向けたレビューになります。そのため、作品内容の考察などは一切行わず、ネタバレなしの作品紹介としています。

作品情報

 本作品は、3部作の1作目として製作され、2021年6月11日より劇場公開がスタートし、興行収入21.8億円を突破した劇場版ガンダムシリーズの最新作です。そして、2021年10月16日より、サブスクリプションサービスで解禁されており、 Netflix では5.1chで視聴することができます。※私が契約しているアマゾンプライムビデオ、U-NEXTでは、サラウンド未対応(2chステレオ再生)でした。

  • 日本公開年月日2021年10月
  • 製作国:日本
  • 視聴時間:95分
  • 原作:富野由悠季、矢立 肇
  • 制作:サンライズ
  • 監督:村瀬修功
  • 脚本:むとうやすゆき

メインキャスト

CV:小野 賢章

ハサウェイ・ノア

父はホワイトベースの艦長であったブライト・ノア、母は同じくホワイトベースの乗組員であったミライ・ヤシマである。地球のスラウェシ島で、アマダ・マンサン教授の元で、植物監視官として訓練を受けている。

CV:上田 麗奈

ギギ・アンダルシア

ホンコンへ向かうため、ハウンゼン356便に搭乗していた容姿端麗な少女だが、生まれや出身など謎が多い。ティーンエイジャーでありながらエレガントな立ち振る舞いと、鋭い洞察力が、周囲の男性たちを魅了する。

CV:諏訪部 順一

ケネス・スレッグ

マフティー殲滅部隊の司令官に着任するため、 ハウンゼン356便に搭乗しており、そこでハサウェイやギギと運命的な出会いをする。シャトルのハイジャック事件をきっかけに ハサウェイやギギ に好意を持つようになる。

CV:斉藤 壮馬

レーン・エイム

マフティー殲滅部隊所属するエースパイロットであり、テストパイロットとしては極めて優秀。しかし、実践経験が乏しく新型ガンダム、ペーネロペーの性能を引き出せておらず、ケネスからは、厳しい評価を受けている。

Ξ(クスィー)ガンダム

マフティーが、アナハイム・エレクトロニクス社に発注した第五世代モビルスーツであり、ペーネロペーは姉妹機にあたる。なお、機体内蔵型のミノフスキー・フライト・ユニットを実装した最新鋭のガンダムタイプのモビルスーツ

ペーネロペ

マフティー殲滅の為に、ケネスが戦線に投入したアナハイム・エレクトロニクス社製のガンダムタイプとなるモビルスーツである。小型化したミノフスキー・フライトを初めて搭載したモビルスーツの一機で、大気圏内での高度な単独飛行能力を持っている。

ハイジャック犯

マフティーの名を騙るテロリストたちのリーダーである。ギギが『やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!』と叫んだことをきっかけに、ハサウェイとケネスが協力して、ハイジャック事件を解決することになる。

冒頭あらすじ

 第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年経過したU.C.0105年、反地球連邦政府運動『マフティー』は、地球を私物化する腐敗した地球連邦政府を変えるため、地球連邦政府の議員や高級官僚を暗殺することで、地球連邦政府の体制を揺さぶろうとしていた。

 そんな世界情勢の中、アデレードに向かうシャトルには、地球連邦政府の幹部やその家族、ハサウェイ・ノア、ギギ・アンダルシアという少女、マフティーの殲滅作戦を指揮するために地球へ降りるケネス・スレッグたちが搭乗していた。そのシャトルが宇宙から大気圏に突入した時、突如テロリストたちが乗り込んできました。

 テロリストのリーダーは、マフティー・エリンを名乗り、地球連邦政府の幹部たちを人質にすることで、身代金を要求しようとします。そして、ハサウェイは、政府幹部とその妻を射殺したテロリストのリーダーと相対することになります。その時、ギギが『やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!」と叫んだことで、テロリストたちとの戦闘の火蓋が切られることになる。

感想

ストーリー

  第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年後の世界が描かれており、腐敗した地球連邦政府により地球の汚染は進み、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策『人狩り』も行われていた。
 そんな地球連邦政府に抵抗する活動を続けている反地球連邦政府組織の『マフティー』、そのマフティーのリーダー『マフティー・ナビーユ・エリン』であるハサウェイ・ノアと地球連邦軍との戦いが描かれています。また、ギギ・アンダルシアとの出会いは、 ハサウェイの初恋の少女であったクェス・パラヤを思い出させるもので、その出会いがどのように運命を変えていくのか気になるところです。

演出

 3部作の第1作目ということで、登場人物の人間模様に重点を置いた内容となっており、登場人物の表情を丁寧に描くことで心境の変化がわかりやすく表現されています。また、全体を通して感じたことですが、細部の書き込みが凄くとてもきれいな映像を作り上げています。そして、終盤におけるモビルスーツの戦闘シーンでは、主観に近いカメラワークとなっており、美しい映像との相乗効果で没入感を意識した演出が感じられます。

音楽(音響)

 音響演出では、『∀ガンダム』で音響効果を担当していた笠松広司氏が参加しており、過去のガンダムシリーズへのリスペクトを持ちながら、新しい音を作り上げており臨場感ある仕上がりとなっています。また、作品中の音楽を澤野弘之氏が担当しており、世界観にマッチした音楽となっています。

 終盤の Ξ(クスィー)ガンダムとペーネロペの戦闘シーンでは、モビルスーツの飛行音・ビームサーベル音・ビームライフル音など深みのある効果音が臨場感を高めており、5.1chで視聴すれば十分な迫力を味わうことができます。なお、2021年11月26日発売のBlu-rayでは、Dolby Atmos音声を楽しむことができるので、そちらと聴き聞き比べてみるのもおもしろいと思います。

総合評価

 3部作の第1作目ということで、登場人物の人間模様にフォーカスした内容であるため、大人向けのSF映画になっています。なお、原作となる小説は30年以上前に出版されていることから、ストーリーを把握している方も多いと思いますが、それでも作り込まれた映像や音楽(音響)を体験するだけの価値がある作品だと感じました。

 残念ながらDolby Atmos音声で視聴することはできませんでしたが、これまでのガンダムシリーズの中で一番の映像と音楽(音響)を楽しめるので、今後の第2部・第3部作の登場を期待して待ちたいと思います。